<はじめに>
世界遺産検定を受けてみようと考えている人の中でどのように勉強していこうか迷っている人がいると思います。
実際自分も検定を受けてみようと考えてから勉強の仕方について少し迷っていました。
そして、特に迷ったのが過去問を使うべきかどうかということについてです。
過去問を使えば合格に近ずくことは間違いないんですけど、世界遺産検定の過去問は一冊1500円ほどしてテキストと合わせて買うと合計3000円ほどで少しお金が掛かってしまいます。
実際あまりお金をかけずに世界遺産検定に合格したいという人がいると思うので、そこで今回は過去問を使わずに世界遺産検定3級に合格する方法を紹介していこうと思います。
(一応自分は世界遺産検定は2級まで持っています)
目次
世界遺産検定は3級から受けたほうが良いの?
まず最初に世界遺産検定3級についてです。
世界遺産検定3級を受けてみようと考えている人の中には3級からじゃなくて2級から受けてみようと考えている人がいると思います。
実際自分もどうせなら3級からじゃなくて2級から受けようかなと考えていました。
けれど、実際世界遺産検定2級を受けてみて感じたことは3級を受けておいて良かったということでした。
世界遺産検定2級のテキストを見たことがある人ならわかると思うんですけど、世界遺産検定の2級のテキストは世界遺産検定3級のテキストの倍くらいの厚さがあります。
また試験内容も3級ならテキストの赤字部分だけを覚えれば合格できたりするんですけど、2級の場合テキストの赤字だけだと合格するのが難しかったりします。
なので、2級まで受けてみようと考えている人でも世界遺産検定は3級から受験するのがおすすめです。
世界遺産検定3級に必要なテキスト
次に世界遺産検定3級を受けるにあたって必要なテキストについてです。
世界遺産検定3級を受ける際に必要なテキストは一冊だけです。
その一冊が「きほんを学ぶ世界遺産100 世界遺産検定3級公式テキスト」という本です。
この本はタイトルにもある通り世界遺産検定公式のテキストで実際の試験で出される問題はこの本の内容から作られています。
なので、世界遺産検定3級を受けてみようと考えている人に「きほんを学ぶ世界遺産100 世界遺産検定3級公式テキスト」はすごくおすすめです。
世界遺産検定3級の勉強法
次に世界遺産検定3級の勉強法についてです。
世界遺産検定3級は公式のテキストだけあれば合格できるのでそのテキストの使い方などについて詳しく書いていこうと思います。
テキストの使い方で重要なことは主に以下の3つです。
- 赤字以外のところも目を通す
- テキストにある地図や写真を活用する
- 書いて覚えず読んで覚える
これらのことは世界遺産検定の勉強をするうえでとても大事なことだと思います。
なので、上記3つについて少しだけ詳しく書いていきます。
赤字以外のところにも目を通す
まず最初に世界遺産検定3級を学習するうえで特に大事なことについてです。
それがテキストの赤字以外の部分にも目を通すということです。
世界遺産検定3級の問題は一見簡単そうで赤字の部分だけ覚えれば合格できそうと思いがちなんですけど、赤字の部分だけ覚えても試験に合格することは少し難しいです。
実際に自分は学習を始めた当初赤字の周辺の部分だけを覚えるやり方をしていてその状態で試しに過去問を解いてみたんですけど、そのときの点数は合格点に達していませんでした。
もしかしたらそのときのやり方が少し間違っていただけで赤字周辺の部分だけでも合格できたかもしれないんですけど、一応世界遺産検定は5000円ほどする試験なのでこの赤字周辺だけを覚えるやり方はあまりおすすめできません。
それで個人的におすすめの学習の仕方がテキストの赤字以外にも目を通すという勉強法です。
これに関しては少し面倒で最短で合格する方法じゃないと思いがちなんですけど、実際にこのやり方で勉強をすれば世界遺産検定3級には簡単に合格することが出来ます。
もちろん一回テキストを読むだけだとさすがに合格点に達することは難しいと思うんですけど、2,3回テキストを読めばほとんどの場合合格点に達すると思います。
自分の場合、テキストを2回通して読んでそのあとに過去問を解いたら合格点に達していました。
なので、世界遺産検定3級は赤字以外の部分にも目を通す勉強法がおすすめです。
それとテキストの赤字以外のところにも目を通すと書いたのでテキストの下のほうにある小さい文字のところまで見ておいた方が良いか気になる人がいると思います。
これに関しては合格することだけが目標なら目を通さなくても大丈夫です。
実際に自分はテキストの下のほうにある小さい文字とかに関しては目を通していなかったんですけど、検定試験には合格出来ました。
なので、世界遺産のことについていろいろと知りたいという人以外はテキストの小さい文字までは覚えなくても大丈夫だと思います。
テキストにある地図や写真を活用する
次にテキストに掲載されている地図や写真についてです。
テキストには各世界遺産にその世界遺産がある場所や世界遺産の写真が掲載されています。
中にはその場所や写真が掲載されていないこともあるんですけど、3級の場合はほとんど世界遺産にその世界遺産がある場所や写真が載っています。
そして、テキストを読む前に実際にその世界遺産の場所や写真を確認しておくとその内容が覚えやすかったりします。
これに関しては人によるかもしれないんですけど、自分の場合世界遺産の概要を読む前にその世界遺産がある場所や写真に目を通していたら試験本番では多くの世界遺産のことについて自信を持って答えることが出来ました。
なので、テキストにある地図や写真に目を通す勉強法は個人的にはすごくおすすめです。
書いて覚えず読んで覚える
最後に書いて覚えずに読んで覚えるという方法についてです。
これに関しては悩んでいる人がいると思うんですけど、実際に勉強して感じたことは書くよりも読んで覚えたほうが効率が良いということでした。
もちろん中には書いた方が覚えやすいという人がいると思うのでそういった人はその方法で良いとは思うんですけど、書いて覚えるか読んで覚えるか悩んでいる人には読んで覚えることをおすすめします。
世界遺産検定3級の難易度自体あまり高くはないんですけど、それでもテキストの厚さは180ページくらいあります。
なので、書いて覚える場合読んで覚えるよりも少しだけ大変です。
実際に自分はテキストの内容について書いて覚えようとはしなかったんですけど、それでも試験には合格出来ました。
なので、試験に効率重視で合格したいという人には読んで覚える方法がおすすめです。
世界遺産検定3級に合格するのに必要な時間
次に世界遺産検定3級に合格するのに必要な時間についてです。
これに関しては人によると思うんですけど、大体1か月くらいあれば合格できると思います。
実際に自分が世界遺産検定3級の試験問題で合格点に達するまでに掛かった期間は1か月ほどでした。
その1か月間で1日のうちに世界遺産検定の勉強にあてた時間は多くて2時間くらいで普段は1時間くらいです。
実際にはいろいろと勉強法も変えたりしていたので、ちゃんとした勉強法で勉強した時間はもっと少ないと思います。
それでも1か月ほどで合格点に達することが出来ました。
なので、世界遺産検定3級に少しの時間だけで合格できるか不安な人がいるとは思うんですけど、そのことに関してはあまり心配しなくて大丈夫だと思います。
世界遺産検定3級を受けるメリット
最後に世界遺産検定を受けるメリットについて書いていきます。
世界遺産検定は民間試験なので就職などに直接役に立つということはありません。
なんですけど、一応それに関しては例外もあります。
それは旅行会社への就職を考えている場合です。
一部の旅行会社では履歴書に世界遺産検定は何級まで持っているか提出を求めている会社もあります。
なので、将来旅行会社に就職してみたいと考えている人に世界遺産検定はすごくおすすめです。
また、大学入試などでも世界遺産検定を持っていることで有利に働くことがあります。
なので、もし世界遺産検定を受けてみようか迷っている人がいたら受けてみることをおすすめします。
<おわりに>
今回は世界遺産検定3級の勉強法について書いてみました。
世界遺産検定3級は比較的受かりやすい検定なのできちんと勉強すれば合格できると思います。
それでその勉強をするときに今回書いたものが少しでも役に立っていたらすごくうれしいです。